春バス攻略 スポーニング後の行動



スポーニングを終えたブラックバスの行動は?


さて、無事スポーニングを終えたブラックバスですが、雄と雌のバス
とでは、その行動に大きな違いがあります。

スポーニングにおける雌バスの役割は、あくまで卵を産むということ、
したがってネスト(産卵床)の周辺に留まっている期間は長くて数日間。

産卵した雌バスは消耗した体力を取り戻すまで、ブレイクのストラク
チャーなどのディープへ移動し、しばらく休息します。この休息場所
は日光が届く水深よりもやや深いエリアになります。

産卵後間もない雌バスにとって、餌の存在は重要ではなく、暗く静か
な場所で、消耗した身体を休めることが重要なんです。


しばらく休息し体力が回復してくると、雌バスは捕食のために徐々に
シャローを目指していくのが一般的ですが、個体によっては産卵後、
ネスト付近のシャローで捕食行動をする雌バスも存在します。



一方、雄バスはそのままネスト(産卵床)にとどまり卵を守ります。


雄バスはヒレなどを静かに動かして、卵に泥がかぶったり、酸素不足
にならないよう終始あおいでいたりします。

また、ブルーギル、コイ、オイカワなど、卵を狙う外敵から卵を守ります。
ここでの行動は威嚇としての行動で、ネストに他魚を寄せ付けないためです。

このような保護行動は、ふ化稚魚が泳ぎ出すまで続き、その間、雄バス
はホルモン的な関係から、ほとんど餌を口にしません。


稚魚はすぐに遊泳せず、ネストの底に身を潜め、3日程度とどまり、そ
の後、群れをなしてネスト近くのアシや水草付近を遊泳します。

 遊泳するブラックバスの稚魚
P1030285.JPG

この時の雄バスは稚魚に近づく外敵を追い払う行動をしますが、卵を
守っている時に比べると、攻撃性は弱くなっています。

雌バスと比べると、雄バスは非常にハードな役割で、数週間を過ごすこ
とになり、体力を消耗するだけでなく、身体は傷だらけになり、お腹
は大きく凹んでいます。

このため雄バスには、少し長い休息期間が必要で、ブレイクなどの深場
で、一週間〜二週間くらい過ごします。
その後、体力を回復した雄バスは、捕食するため、徐々にシャローを
目指していきます。


これが産卵期におけるブラックバスの行動で、大きな春のイベントの終了
となります。





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春バス スポーニングベッド・ネスト


春バスの行動でメインとなる、スポーニングベッド(ネスト・産卵床)は、
どのように形成されていくのか・・・

springbass02.jpg

ブラックバスのスポーニングベッドは、基本的に水深1.5〜4mの範囲で作られるが、
水深15pほどでバスの背ビレが露出するくらい浅い場所にも、ネストは確認できます。

ネストを作るのは雄のブラックバスで、尻ビレなどを上手く使い、湖底を掃除します。
半径で30〜40p、直径は雄バスの大きさの2匹分の円又は楕円形の凹みの浅い産卵床
を作ります。

ネストが完成すると、雄のブラックバスは成熟した雌のブラックバスを探しに行きます。
雌バスを見つけた雄バスは雌バスを産卵床へと導き、魚体を擦り寄せ求愛行動を行い、
雌バスが卵を産むように刺激を続けます。

その時期、岸際からその行動が目視できますので、静かに見守って観察して下さい。

やがて、産卵床でお互いの生殖孔を近づけ、卵と精子を放出し、しばらく休んだ後、また
その行動を繰り返し行います。

雌バスは一回に100粒〜2万粒ほどの卵を産みますが、以後数回にわたって産卵を繰り返す
雌バスは、同じ雄バスの所へ戻ってくることもあれば、他の雄バスのネストへ行く場合も
あります。

産卵期のブラックバスが釣り辛いと言われるのは、こうした行動でお忙しいからなんです。
釣れないことはないのですが、なにか邪魔するのは気が引けるような、、、、


暖かい春が待ち遠しい、、、、今日この頃です、、、、




posted by bassman at 02:00 | TrackBack(0) | ブラックバスの行動学 春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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